2023年8月2日
トレードシフトジャパン株式会社
HSBCとB2BフィンテックのTradeshiftは、2023年7月31日(米国現地時間)、サービスと融合した金融ソリューションと金融サービスアプリの開発を重点とした新しい共同所有の事業を立ち上げることで合意しました。
この合意の一環として、HSBCは2段階でTradeshiftに3,500万ドルの投資を行い、Tradeshiftの取締役に加わります。この合意は、HSBCと他の投資家から少なくとも7,000万ドルの資金を調達する計画の資金調達ラウンドの一部です。
新しい合弁事業によりHSBCとTradeshiftは、Tradeshiftおよび他のサービスにデジタルソリューションを展開できるようになります。これには企業間取引、e-コマース、マーケットプレイスと融合した支払いおよびフィンテックサービスが含まれ、Tradeshiftがグローバルで事業を拡大するのに役立ちます。この合弁事業に関する詳細は、2024年初頭の予定されている開始前に発表されます。
HSBCのGlobal Commercial BankingのCEOであるBarry O’Byrne氏は次のように述べています。
「グローバルな取引を可能にし、成長させることは160年近くにわたりHSBCのDNAに組み込まれてきました。私たちはTradeshiftとのパートナーシップを非常に楽しみにしており、世界クラスの技術とソリューションを提供する合弁事業を通じて、企業とそのサプライヤーがよりスムーズに取引できるよう支援することができます。この合意は、当社のデジタルファーストバンクとしての戦略に沿ったものであり、フィンテック企業とのパートナーシップを結び、他社のプラットフォームに当社のソリューションを組み込むという取り組みを含んでいます。」
TradeshiftのCEO兼共同創業者であるChristian Lanngは次のように述べています。
「世界最大の商業銀行と世界最大の商取引ネットワークが力を合わせます。HSBCとの深化するパートナーシップは、世界中の企業に経済的機会を創出する商取引ネットワークのビジョンをスケールアップし、加速するための強力な基盤を提供しています。HSBCの名声とグローバルなインフラは、Tradeshiftプラットフォームを通じて市場に投入されるあらゆる金融ソリューションに対し、即座に信頼性と広範な魅力をもたらします。これは革命的であり、過去10年間に私たちが生み出してきた革新と製品アーキテクチャを高く評価するものです。」
HSBCは世界中で約130万の企業を支援しており、年間約8,000億ドルの商取引フローを可能にする世界最大の商業銀行です。Tradeshiftはそのプラットフォーム上で100万のビジネスユーザーに対して年間2,600億ドル以上のGMV(gross merchandise value; 流通取引総額)を支援しています。
HSBC Holdings plc:
HSBC Holdings plcは、HSBCの親会社であり、ロンドンに本社を置いています。HSBCは62か国と地域のオフィスから世界中の顧客にサービスを提供しています。2023年3月31日時点の資産は2,990億ドルであり、HSBCは世界最大の銀行および金融サービス組織の一つです。
Tradeshift:
TradeshiftはB2Bのバイヤーとサプライヤーが接続し、取引し、成長するための革新的なビジネスコマースプラットフォームです。当社は電子請求とAP自動化のリーダーであり、中国を含む50か国以上で適合する電子請求サービスを提供しています。また、B2Bマーケットプレイスと融合したフィンテックサービスのイノベーターでもあり、ネットワークに参加するすべての企業に価値と成長の機会をもたらしています。Tradeshiftのビジョンは世界中のすべての企業をつなげ、すべての企業に経済的機会を創出することです。Tradeshiftのプラットフォームは、190以上の国で急速に成長しているバイヤーとサプライヤーのコミュニティです。詳細は、公式サイトよりご確認ください。
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トレードシフトジャパン株式会社
マーケティング担当 平島
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原文: https://tradeshift.com/press/hsbc-announces-plans-for-new-joint-venture-with-tradeshift/